新潟島の世迷い言を世界へ

単なるチラ裏作品集

83局目

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蔵出し

 

詰将棋サロンにちょっと用事があって『将棋世界』を立ち読みした。場合によっては買おうと思っていたのだが、詰将棋と関係ないところでかなり幻滅する記事があり、やめにした。当分買わない。

さて今回の図は詰パラで没になったものだ。作者としては捨てるに忍びないので久しぶりに将世に投稿しようかとも考えていたのだが、買わない雑誌に投稿だけするというのも厚かましいので、これもやめ。まあ、ヤン詰でダメだったのがサロンで通用するとも思えないが。

ボンビーなガラケー族につき、スマパラ(という略称でいいのかな)は選択肢になく、それで結局、いきなりここに出すことにした。

ついでに書いてしまうと、私はプロ将棋にほとんど興味がない。だから事の真相とかは割とどうでもよい。しかし人権はまったくどうでもよくないので、その点のけじめだけはしっかりつけてほしい。じゃないと将世見る気にならないのだが、裁判所マターになりそうだし、長くかかるかな。

となると、もうひとつパラ没で捨てきれないのがあるのだが、それもここで晒すことになる。デッドエンドサイトのみでの発表は寂しいがしかたない。

 

 

 

詰手順

▲5二飛成  △同 玉 ▲5三飛  △4一玉  ▲4三飛成  △3一玉 ▲4二金  △2一玉  ▲3二銀  △1二玉  ▲1三角成  △同 馬 ▲2一銀不成 △同 玉  ▲3二龍まで15手詰

 

パラ投稿時には「銀の積み崩しが狙い」とか嘘八百を書いたが、実際には頭2手以外、正算一直線。

45金は64歩でもよいみたいだ。一応、コンパクトな配置を選んでみた。

 

82局目

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パラ11年4月 D級順位戦

 

 

 

詰手順

▲3六飛  △4五玉 ▲4四金  △同 龍 ▲3五金  △同 桂 ▲3七桂  △同銀不成 ▲4六飛  △同銀成  ▲3七桂  △同成銀  ▲4六香  △同 玉 ▲5六金 まで15手詰

 

頭2手は要らないと思っていたのだが、この時点では15手詰を投稿したことがなかったので、ついふらふらと入れてしまった。ただ、今見るとあってよい序奏かなという気がする。まあ、自作のジャッジもふらふら、いい加減なヤツということだ。

 

81局目

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パラ06年10月 保育園

 

 

 

詰手順

▲3二飛  △同 玉  ▲2四桂  △同 角  ▲3一飛成 まで5手詰

 

明日からちょっと忙しくなりますが、せっかくここまで続けたので、とりあえず100局を目標にぼちぼち更新しようと思います。ぼちぼちのご来訪、お待ちしています。

 

80局目

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パラ11年4月 中学校

 

 

 

詰手順

▲2四金  △1五玉▲ 3五飛  △同 銀  ▲1四金打  △同 歩  ▲2五金  △同 玉 ▲3四銀 まで9手詰

 

我が詰棋キャリアの中で唯一の(意識した)引っかけ作。3手目35飛のところで先に14金打は同歩、35飛に25龍で詰まないという仕様だ。しかし116名の解答者のうち、転んでくれたのは6人だけ。やはり善良で純朴で篤実な私にはこの手の狙いは向いていないのだろう。

 

79局目

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パラ99年9月 小学校

 

 

 

詰手順

▲4二馬  △同 銀 ▲3三飛成  △同 銀 ▲1三角  △同 玉  ▲2三金 まで7手詰

 

初出時は16が銀だったので42角以下の余詰があった。

上部の馬が玉から離れるように横滑りするのは、空いたところに桂を打つ筋でよくある。下部の馬で似たようなことをできないかと思ってやってみたのだが、ちょっと配置がゴチャついてしまった。

 

78局目

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LPSA 日めくり詰め将棋カレンダー2009

 

 

 

詰手順

▲5二飛成  △4四玉 ▲5三龍  △同 金  ▲3三馬 まで5手詰

 

桃太郎電鉄16』のカードシリーズ。お題は「徐行運転」 手数を伸ばせるが敢えてしていないのは、5局目の「とんぼ返り」と同じ。どうすると伸ばせるのだったかは忘れたが、方法はいろいろありそうだ。

掲載日は1月15日。藤村美樹様御生誕の日である。ちなみに5局目は伊藤蘭様御生誕の日1月13日を希望したが容れられなかった。

 

77局目

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パラ06年11月 高等学校

 

 

 

詰手順

▲5二角  △5三玉 ▲4二角  △4四玉 ▲3三角成  △5三玉 ▲4三飛  △6四玉 ▲7五銀  △同 と ▲5三飛成  △同 玉  ▲4二馬  △4四玉  ▲3四角成  △同 玉 ▲3五金打 まで17手詰

 

『四百人一局集』

いわずと知れた詰棋愛好家必読の書。序文によると掲載作家は実際には416人のようだ。いずれにしろ、私のような三流が本来入れる枠ではないのだが、企画の中心人物だった門脇氏よりお声掛けいただいて参加することになった。ありがたい話しである。本図はその自選作。