97局目
パラ16年9月 短期大学
詰手順
▲3六銀 △同 玉 ▲6三馬 △2五玉 ▲2六馬 △3四玉 ▲6四龍 △3三玉 ▲3四歩 △2二玉 ▲3一銀 △同 玉 ▲5三馬寄 △2二玉 ▲4四馬上 △同 歩 ▲3三歩成 △同 歩 ▲6二龍 △3二金 ▲同 龍 △同 玉 ▲4三金 △2二玉 ▲3一馬 △同 玉 ▲3二金打 まで27手詰
27銀(と出る)45玉(と邪魔歩を取る)の2手を入れることが可能。ただし守備駒を増やす必要があるようだ。だからというより、あまりおもしろくない気がしてやめておいた。
最後のほうに逃げ場非限定があるが、ここまでわかりやすく非限定だと特に問題ないのではないかと思っている。要するに解答者を不安にさせなければよいという考えだ。もちろん、キズはキズなのだが。
95局目
パラ13年12月 短編コンクール 改作
詰手順
▲5五銀 △同 香 ▲4五金 △同 銀 ▲3六飛 △同 玉 ▲2六金 △4六玉 ▲2八馬 △同 龍 ▲3五銀 まで11手詰
似た感じの飛車打ち捨て作品を3局続けてみた。なんだかんだでこういうのが一番好きだ。しかしさすがに作り過ぎだろう。小器用に作風転換などできないので、このところまるで作れない。
さて、短コン投稿図は下図だった。
▲1五金 △同 銀 ▲2六飛 △同 玉 ▲3六金 △1六玉 ▲4九馬 △同 龍 ▲2五銀 まで9手詰
この図には後日、8手目に合が有効だという指摘があった。難しいことはわからないが、クリアにできるならしたほうがよいかも、ということで、この作品集としては上図を選ぶことにした。某半期賞常連作家からこのほうがいいといわれて、主体性なくふらふらとその気になったというわけでは決してない。本当である。ホントだぞ。
なお、単純に下図の龍を飛車にするのは成生非限定になるわけで、私はどちらかというとそのほうを気にする人だ。