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新潟島の世迷い言を世界へ

単なるチラ裏作品集

前回の正解手順

まずは出題図を再掲。

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それでは正解手順発表。

▲2五金 △同 玉 ▲3六銀 △1四玉 ▲2五銀 △1五玉 ▲1四金 △2五玉 ▲3五角成 △1四玉 ▲3二馬 △同 飛 ▲1五香 △同 玉 ▲2五金 まで15手詰

3~5手目辺りがちょっと指しにくいかもしれない。特に4手目26玉の変化が上へ抜けられそうだが、35角成~46馬で捕まっている。

9手目の角成を成立させるためだけの14金がちょっとダサい配置だったので、打つところまで逆算。すると今度はその紐の銀がダサい配置になったので、さらに逆算。邪魔駒消去の体になり、なんとか作品になったのではなかろうか。

 

補遺

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蔵出し 手数はヤン詰級(19手以下)

 

パラで没になった短編をここに出すしかない、といっておきながら、すっかり忘れていたのでいまさらお披露目。

 

手順発表は後日にします。(またすっかり忘れたりしないよう、近日中を予定)

変化にちょっとややこしいところがありますが、作意自体はそんなに難しくないと思いますので、気軽に解いてみてくださいませ。

  

最終手余詰

47局目のコメント欄で書いた「理屈的には最終手余詰不可のほうが正しい」という言い回しはちょっと誤解を与えそうだな、という気がしてきたので、「機会があれば書いてみたい」といっていた点と合わせて補足しておきます。

まずは例題1を見てください。

f:id:nobel-komine:20170310162350j:plain例題1

詰まし方は3通り。

A 22龍まで

B 22歩成まで

C 31龍、12玉、22龍まで

このうち、Cが余詰に当たることは間違いないと思います。ではAが作意とした場合のBはどうでしょうか。

作意と違う詰まし方なのだから余詰だ、という見方ができます。そしてその見地からは、私の上記コメントは誤解されるでしょう。なので補足。ここでいう最終手余詰はCを念頭に置いたものです。Aに対するBは私としては単なる非限定扱いで、不可とは思っていません。

「最終手局面において成立する、作意と異なる着手のうち、作意の王手駒が拠点駒に、拠点駒が王手駒に入れ替わり、着手地点が同一かつ無条件で1手完結するものは、余詰とは見做さない」

これが私の考えです。

次に例題2を見てください。

f:id:nobel-komine:20170310162406j:plain例題2

詰まし方は(1手目だけで)8通りありますが、22と以外は全部余詰だと思っています。22飛成は拠点駒と王手駒の入れ替わりですが、不成から詰ます手段があるので、無条件1手完結ではありません。

さて、7通りの余詰のうち、どれが許容できてどれができないかは、人それぞれでしょう。あらゆるパターンを差別化していくのは非常に困難で、まとめてキズと見るしかない(まとめて完全扱いはできない。だって余詰なんだから)というのが「理屈的には」「不可のほうが正しい」の謂ですが、ちょっと断定的過ぎたような気がします。

まとめますとあのコメントは「単純な非限定以外の最終手余詰は、一律キズと見るほうが合理的だ」くらいの表現にしておいたほうがよかったかなと思います。

なお私の考え自体は結局、理屈は嫌いだ! かたいこといわずにまとめて可でいいじゃないか。というもので、47局目の本文で書いた通り、最終手余詰はあまり気にしていません。

 

人に説明するための文章など書いたことがなく、疲れました。伝えたいことがちゃんと伝わったか不安ですが、この辺にしときます。

 

追記 例題2の41歩は桂でなければいけませんでしたが図面を直すのは面倒なので、詰まし方の数を訂正しました。

 

タイムトライアル上級編

100局達成、よく頑張った記念、特別企画。

上級といっても数が多いだけで、難しいのはありません。手数は3~13手、20局。以下同文。あ、なにせ大量なのでタイプミスとかあるかもしれませんが、その辺も責任は取らない方向でひたむきに頑張ろうと思います。ひとつ穏便に。

 

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昨日アップした下のほうの図ですが、奥鳥羽生氏によると同一手順作(余詰)が過去にあったそうです。ついで、というわけでもないですがもうひとつご報告。60局目の衝突作については、EOG氏のご教示で作者が海老原辰雄氏だったことが判明しています。

 

#01 44角成、同玉、54金まで3手

#02 35金、43玉、23飛成、同馬、44金打まで5手

#03 44角成、32玉、43馬、同玉、33角成まで5手

#04 24銀不成、同馬、13飛、同馬、25金、16玉、26馬まで7手

#05 25銀、同馬、14金、同玉、13金、24玉、23馬まで7手

#06 44銀、32玉、23角成、同玉、24角成、同玉、14飛成まで7手

#07 21角、33玉、45桂、同馬、43金、同歩、32角成、同玉、22飛成まで9手

#08 35飛、25桂、同飛、14玉、15飛、同玉、16銀、同桂、27桂まで9手

#09 16金、同玉、15金、同玉、26金、14玉、13金、同角、25飛成まで9手

#10 12銀成、23玉、22成銀、同玉、21角成、23玉、12馬、同玉、21飛成まで9手

#11 13金、同玉、22銀不成、同龍、14金、12玉、23金、同龍、11飛まで9手

#12 23歩成、31玉、21角成、同玉、32金、11玉、22と、同角、23桂まで9手

#13 32飛、13玉、14歩、同金、22飛成、同玉、23金、31玉、32金まで9手

#14 17金、同玉、27金、同と、18飛、同と、27飛、16玉、26馬まで9手

#15 14桂、同歩、32飛不成、11玉、33馬、同桂、12歩、21玉、13桂まで9手

#16 32飛、22銀、同飛成、同玉、31銀、12玉、21銀、13玉、22銀不成、同玉、12金まで11手

#17 43銀、23玉、34角、13玉、23角成、同玉、34金、13玉、25桂、同銀、24銀まで11手

#18 24桂、同銀、11金、22玉、34桂、同金、21金、12玉、23飛成、同玉、22角成まで11手

#19 12飛、23玉、32角、33玉、22飛成、同玉、21角成、23玉、32馬、12玉、23金、同馬、21馬まで13手

#20 13歩成、同歩、14桂、同歩、34桂、21玉、22飛、11玉、12飛成、同玉、32龍、13玉、22龍まで13手

 

 

100局目

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蔵出し

 

詰将棋の世界には友人知人などまったくおらず、従ってあまり見てくれる人もいないだろうと思って始めたブログですが、予想を大きく上回るPVに恵まれ、それがモチベーションの持続につながって、100局目までたどり着くことができました。すべては訪問いただいた皆様のおかげです。ありがとうございました。

チラ裏作品集はこれにて終了といたしますが、キャンディーズは永遠に不滅です。

 

詰手順

▲5一歩成 △3一玉 ▲4一と △2一玉 ▲3一と △1一玉 ▲2一と △同 玉 ▲3三桂 △同 歩 ▲1二角 △1一玉 ▲2三桂 △同 歩 ▲5一飛成 △1二玉 ▲2一角 △2二玉 ▲3四桂 △同 歩 ▲4二龍 △2一玉 ▲3三桂 △1一玉 ▲3一龍 △1二玉 ▲2一龍 まで27手詰

 

詰パラのデパートで第2回絶連特集があったときに応募して不採用だったもの。採用された作品と較べれば劣っているのはあきらかだから、そこはしかたない。ただ自分としてはお気に入りで、少なくとも20手台の自作の中ではこれが一番だと思っている。

下の図は前半を変えたもので、これもデパートに投稿したがやはり没だった。この手の無仕掛けはおなかいっぱいということのようだ。

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▲8一飛 △6一角 ▲4一金 △同 玉 ▲6一飛成 △5一桂 ▲1一飛 △3一桂 ▲3二角 △4二玉 ▲3一飛成 △同 玉 ▲5一龍 △3二玉 ▲2一角 △2二玉 ▲3四桂 △同 歩 ▲4二龍 △2一玉 ▲3三桂 △1一玉 ▲3一龍 △1二玉 ▲2一龍 まで25手詰

 

99局目

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パラ07年9月 高等学校

 

 

 

詰手順

▲4四銀不成 △2六玉 ▲3五銀 △同 玉 ▲3三飛 △4五玉 ▲3六飛成 △同 玉 ▲3四龍 △2六玉 ▲3七金 △1六玉 ▲2七馬 △同角成 ▲3六龍 △同 馬 ▲2八桂 まで17手詰

 

これまでこのブログではさんざん各種非限定について、目くじら立てちゃやーよ的態度をとってきた。しかし完全限定手順というのは、やはりよいものだ。それだけで品格が違って感じられる。そんなわけで、もし自作中最もできがよい作品をひとつ挙げよといわれたら、迷わずこの図。

 

98局目

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パラ07年12月 短編コンクール

 

 

 

詰手順

▲2三金 △同 桂 ▲1五角 △同 玉 ▲1六歩 △2四玉 ▲2五香 △同 桂 ▲4四龍 △同 銀 ▲3六桂 まで11手詰

 

48角を16歩に置き換えるのが狙い。出題中、ネット上でちらほら難問という感想を見かけたので、15角ってそんな見つけにくい手かなと不審に思っていたら、どうも難しいのは初手だったらしい。入るから入れただけの逆算なのだが。