19局目
パラ96年2月号 小学校
詰手順
▲5四金 △同 飛 ▲4四銀 △同 飛 ▲6三飛成 △同 銀 ▲5三金 まで7手詰
18局目 では飛車を縦に誘導した。こちらは横誘導だ。なお初手54銀では44玉とかわされて詰まない。詰パラ初入選作。
懸賞出題の場合、変別解は不正解として扱われるのが一般的だ。いろいろ議論はあるようだが、公正の確保という点などから妥当なのだろう。しかし単に解いて楽しむだけなら、どんな詰ましかたを選ぼうが勝手なはずだ。
なにがいいたいかというと、本図の初手54金に対して同玉なら32馬以下駒余りとなるのだが、64馬から詰ましたとしても、それはちっともかまわない。解く人の自由だ。同飛の場合もしっかり読んで、ちゃんと詰ましてさえいればよいのである。
少なくともここに並ぶ図に関しては、そんな感じで気軽にいきましょう。