10局目
パラ07年3月号 幼稚園
詰手順
▲4二飛 △3三玉 ▲2五桂 △同 金 ▲4四金 △2四玉 ▲3四金 △同玉 ▲4五飛成 まで9手詰
最終2手の変同は不問、むしろ多いほうがよいとさえ思っているので、そういう収束を用意して逆算した。結果稿では8手目より同馬、44飛成までとされたが、作意は上記の通りである。別に強い拘りもないけれど。なお、15玉と逃げれば12龍までだが、45飛成以下でも詰む。厳密にいえば余詰だろう。
ところで、本図は柿木将棋があまりに簡単に検討を終えたので、よほどやさしいのだと思い、幼稚園に投稿した。そしてその結果、無解がふた桁に達してしまった。当然、大いに反省したのだが、自作の難易をはかるのは苦手で、その後もときどき失敗している。