新潟島の世迷い言を世界へ

単なるチラ裏作品集

76局目

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パラ97年1月 小学校

 

 

 

詰手順

▲4四銀  △同 龍 ▲4七桂  △同 龍 ▲4五飛  △同 龍  ▲2四角成まで 7手詰

 

質にとって死角へ誘って壁にする。またかといわれそうな内容の翻弄物。好きなんだからしかたがない。

本図の柿木さんの答えは6手目同玉。最近のAIは空気を読めると聞いていたが、まだまだのようだ。

 

75局目

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パラ15年1月 高等学校

 

 

 

詰手順

▲2二角成  △4二玉 ▲4三銀  △同 馬 ▲5四桂  △同 馬  ▲3三馬  △5二玉  ▲6二金  △4一玉 ▲5一金  △3一玉  ▲4一金  △2一玉  ▲2二馬  △同 玉 ▲2三飛成 まで17手詰

 

2手目同玉には、23銀、33玉、53飛成、24玉、44龍、25玉(23玉は33金。15玉は37角)、34龍、16玉、36龍以下。ちょっと鬱陶しい変化だが、別に難しくしようとしたわけではなく、最後22へ捨てる馬を22で作る序奏が入るならそりゃ入れますわ、という話しだ。

 

74局目

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パラ15年9月 中学校

 

 

 

詰手順

▲4七金  △同桂不成 ▲2七角  △同 玉 ▲2六金  △同 玉  ▲1七馬  △3六玉  ▲1六龍 △同 と ▲3五金 まで11手詰

 

2手目同玉は57金、36玉、25角、同玉、26金以下駒余り。自分では好変化のつもりだが、目一杯なので煩わしいという見方もあるだろう。ということで16は馬にするのも一案。どちらがよいか難しいところだ。もうひとつ、初手の金は58に置くのも一案。やはり難しいところ。

 

73局目

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パラ04年5月 小学校

 

 

 

詰手順

▲4四銀  △2四玉  ▲3四馬  △同 玉  ▲3五金 まで5手詰

 

いわゆる心理作のつもりだったので、保育園ではなく小学校に出したが、初手の抵抗感は思ったほどでもなかったようだ。

63歩を省くと23馬以下詰んでしまう。

 

72局目

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パラ14年2月 小学校

 

 

 

詰手順

▲3三銀打  △同 龍 ▲4三銀  △同 玉  ▲4二飛  △同 龍  ▲5四馬 まで7手詰

 

狙いの前に一工夫のパターン。想定した手順がそのまま実現してくれた。

 

2月2週目から日常の雑事復活が確定。それまでは毎日更新……の予定……のつもり。

 

71局目

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パラ07年4月 高等学校

 

 

 

詰手順

▲3四銀  △2五歩  ▲1六歩  △同 玉  ▲2五銀  △1五玉 ▲2六角  △同 と  ▲1六歩  △同 と  ▲3四銀  △5五馬 ▲2五金 まで13手詰

 

16が塞がれば34銀で決まるので、と金を連れてきて壁にする、というわかりやすい筋立て。捨合さえうっかりしなければ、いたって易しい。

 

70局目

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パラ14年7月 700手作品展

 

 

 

詰手順

▲4四飛  △4五歩 ▲同 飛  △4六銀  ▲1四馬  △同 飛  ▲5九桂  △3七玉 ▲3五飛  △同 銀  ▲3八歩  △4六玉  ▲5六馬 まで13手詰

 

打歩詰をテーマとして扱ったことはほとんどない。習作を除くとたぶんこれが初めてで、やはり向いていないのか、生硬さは否めないところだ。せめて初手を限定打にしたいと思って何年か寝かせたが、結局断念。