新潟島の世迷い言を世界へ

単なるチラ裏作品集

タイムトライアル上級編

100局達成、よく頑張った記念、特別企画。

上級といっても数が多いだけで、難しいのはありません。手数は3~13手、20局。以下同文。あ、なにせ大量なのでタイプミスとかあるかもしれませんが、その辺も責任は取らない方向でひたむきに頑張ろうと思います。ひとつ穏便に。

 

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昨日アップした下のほうの図ですが、奥鳥羽生氏によると同一手順作(余詰)が過去にあったそうです。ついで、というわけでもないですがもうひとつご報告。60局目の衝突作については、EOG氏のご教示で作者が海老原辰雄氏だったことが判明しています。

 

#01 44角成、同玉、54金まで3手

#02 35金、43玉、23飛成、同馬、44金打まで5手

#03 44角成、32玉、43馬、同玉、33角成まで5手

#04 24銀不成、同馬、13飛、同馬、25金、16玉、26馬まで7手

#05 25銀、同馬、14金、同玉、13金、24玉、23馬まで7手

#06 44銀、32玉、23角成、同玉、24角成、同玉、14飛成まで7手

#07 21角、33玉、45桂、同馬、43金、同歩、32角成、同玉、22飛成まで9手

#08 35飛、25桂、同飛、14玉、15飛、同玉、16銀、同桂、27桂まで9手

#09 16金、同玉、15金、同玉、26金、14玉、13金、同角、25飛成まで9手

#10 12銀成、23玉、22成銀、同玉、21角成、23玉、12馬、同玉、21飛成まで9手

#11 13金、同玉、22銀不成、同龍、14金、12玉、23金、同龍、11飛まで9手

#12 23歩成、31玉、21角成、同玉、32金、11玉、22と、同角、23桂まで9手

#13 32飛、13玉、14歩、同金、22飛成、同玉、23金、31玉、32金まで9手

#14 17金、同玉、27金、同と、18飛、同と、27飛、16玉、26馬まで9手

#15 14桂、同歩、32飛不成、11玉、33馬、同桂、12歩、21玉、13桂まで9手

#16 32飛、22銀、同飛成、同玉、31銀、12玉、21銀、13玉、22銀不成、同玉、12金まで11手

#17 43銀、23玉、34角、13玉、23角成、同玉、34金、13玉、25桂、同銀、24銀まで11手

#18 24桂、同銀、11金、22玉、34桂、同金、21金、12玉、23飛成、同玉、22角成まで11手

#19 12飛、23玉、32角、33玉、22飛成、同玉、21角成、23玉、32馬、12玉、23金、同馬、21馬まで13手

#20 13歩成、同歩、14桂、同歩、34桂、21玉、22飛、11玉、12飛成、同玉、32龍、13玉、22龍まで13手

 

 

100局目

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蔵出し

 

詰将棋の世界には友人知人などまったくおらず、従ってあまり見てくれる人もいないだろうと思って始めたブログですが、予想を大きく上回るPVに恵まれ、それがモチベーションの持続につながって、100局目までたどり着くことができました。すべては訪問いただいた皆様のおかげです。ありがとうございました。

チラ裏作品集はこれにて終了といたしますが、キャンディーズは永遠に不滅です。

 

詰手順

▲5一歩成 △3一玉 ▲4一と △2一玉 ▲3一と △1一玉 ▲2一と △同 玉 ▲3三桂 △同 歩 ▲1二角 △1一玉 ▲2三桂 △同 歩 ▲5一飛成 △1二玉 ▲2一角 △2二玉 ▲3四桂 △同 歩 ▲4二龍 △2一玉 ▲3三桂 △1一玉 ▲3一龍 △1二玉 ▲2一龍 まで27手詰

 

詰パラのデパートで第2回絶連特集があったときに応募して不採用だったもの。採用された作品と較べれば劣っているのはあきらかだから、そこはしかたない。ただ自分としてはお気に入りで、少なくとも20手台の自作の中ではこれが一番だと思っている。

下の図は前半を変えたもので、これもデパートに投稿したがやはり没だった。この手の無仕掛けはおなかいっぱいということのようだ。

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▲8一飛 △6一角 ▲4一金 △同 玉 ▲6一飛成 △5一桂 ▲1一飛 △3一桂 ▲3二角 △4二玉 ▲3一飛成 △同 玉 ▲5一龍 △3二玉 ▲2一角 △2二玉 ▲3四桂 △同 歩 ▲4二龍 △2一玉 ▲3三桂 △1一玉 ▲3一龍 △1二玉 ▲2一龍 まで25手詰

 

99局目

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パラ07年9月 高等学校

 

 

 

詰手順

▲4四銀不成 △2六玉 ▲3五銀 △同 玉 ▲3三飛 △4五玉 ▲3六飛成 △同 玉 ▲3四龍 △2六玉 ▲3七金 △1六玉 ▲2七馬 △同角成 ▲3六龍 △同 馬 ▲2八桂 まで17手詰

 

これまでこのブログではさんざん各種非限定について、目くじら立てちゃやーよ的態度をとってきた。しかし完全限定手順というのは、やはりよいものだ。それだけで品格が違って感じられる。そんなわけで、もし自作中最もできがよい作品をひとつ挙げよといわれたら、迷わずこの図。

 

98局目

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パラ07年12月 短編コンクール

 

 

 

詰手順

▲2三金 △同 桂 ▲1五角 △同 玉 ▲1六歩 △2四玉 ▲2五香 △同 桂 ▲4四龍 △同 銀 ▲3六桂 まで11手詰

 

48角を16歩に置き換えるのが狙い。出題中、ネット上でちらほら難問という感想を見かけたので、15角ってそんな見つけにくい手かなと不審に思っていたら、どうも難しいのは初手だったらしい。入るから入れただけの逆算なのだが。

 

97局目

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パラ16年9月 短期大学

 

 

 

詰手順

▲3六銀 △同 玉 ▲6三馬 △2五玉 ▲2六馬 △3四玉 ▲6四龍 △3三玉 ▲3四歩 △2二玉 ▲3一銀 △同 玉 ▲5三馬寄 △2二玉 ▲4四馬上 △同 歩 ▲3三歩成 △同 歩 ▲6二龍 △3二金 ▲同 龍 △同 玉 ▲4三金 △2二玉 ▲3一馬 △同 玉 ▲3二金打 まで27手詰

 

27銀(と出る)45玉(と邪魔歩を取る)の2手を入れることが可能。ただし守備駒を増やす必要があるようだ。だからというより、あまりおもしろくない気がしてやめておいた。

最後のほうに逃げ場非限定があるが、ここまでわかりやすく非限定だと特に問題ないのではないかと思っている。要するに解答者を不安にさせなければよいという考えだ。もちろん、キズはキズなのだが。

 

96局目

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PSA 日めくり詰め将棋カレンダー2009

 

 

 

詰手順

▲2四銀成 △同 歩 ▲2五角成 △同 歩 ▲2六桂 △同 歩 ▲3六角 まで7手詰

 

お題は「牛歩」 この狙いは理論上4連続同歩までいけるはずだ。そう思って調べたら「おもちゃ箱」の「記録に挑戦~受方駒の連続移動回数」にちゃんと作品が載っていた。しかしかなりの工夫が必要な気配で、私がマネをしてもマトモなものになるはずがない。なのであっさり3回で妥協。

掲載日は4月8日。田中好子様御生誕の日である。

 

95局目

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パラ13年12月 短編コンクール 改作

 

 

 

詰手順

▲5五銀 △同 香 ▲4五金 △同 銀 ▲3六飛 △同 玉 ▲2六金 △4六玉 ▲2八馬 △同 龍 ▲3五銀 まで11手詰

 

似た感じの飛車打ち捨て作品を3局続けてみた。なんだかんだでこういうのが一番好きだ。しかしさすがに作り過ぎだろう。小器用に作風転換などできないので、このところまるで作れない。

さて、短コン投稿図は下図だった。

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▲1五金 △同 銀 ▲2六飛 △同 玉 ▲3六金 △1六玉 ▲4九馬 △同 龍 ▲2五銀 まで9手詰

この図には後日、8手目に合が有効だという指摘があった。難しいことはわからないが、クリアにできるならしたほうがよいかも、ということで、この作品集としては上図を選ぶことにした。某半期賞常連作家からこのほうがいいといわれて、主体性なくふらふらとその気になったというわけでは決してない。本当である。ホントだぞ。

なお、単純に下図の龍を飛車にするのは成生非限定になるわけで、私はどちらかというとそのほうを気にする人だ。